注文住宅を建てると毎年固定資産税の納付が必要になる

持ち家がある人との住宅に関する会話の中では、税金に関する話題が出ることが少なくありません。このとき話題に出てくる税金は、主に固定資産税です。これから注文住宅を建てようと考えている場合は、取得すると毎年固定資産税を納める義務が発生することも頭に入れておく必要があります。固定資産税について簡単に述べると、この税は土地、家屋、償却資産を持つ人に1年度分の納税義務が発生するものです。

注文住宅の所有者は、土地と家屋という2つの固定資産を持っているので、2件分の固定資産税を毎年納めていきます。納付額は、固定資産税評価額に自治体が決めた税率を乗じて算出することになっています。評価額は自治体が管理する固定資産課税台帳に記載されており、特定の時期に手続きをとれば閲覧できるほか、評価額証明書を取り寄せることでも知ることできます。毎年度の固定資産税は自分で計算しようと思えば可能なので、注文住宅購入後の金銭管理をしっかりと行いたい場合は取り寄せて確認してみましょう。

持ち家の固定資産税の話題が出てくるときによく出てくる内容は、金額の高さです。しかし、法令に基づく減免制度を活用すれば、税負担はある程度軽減させることができます。住宅用地はそれだけで課税標準額の減免制度の対象となっているほか、新築住宅については新築後しばらくのあいだは税額自体が減額されます。減免制度は特例申告書を自治体に提出しなければ適用されないので、注文住宅取得後には忘れずに手続きを行いましょう。

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