打ち合わせは注文住宅建設において、重要な意味を持っている大切な時間です。じっくりと時間をかけて行うべき作業ですが、何回も繰り返して長い期間をかけていると、いろいろと問題が出てきます。打ち合わせでは相手に希望を伝える事から始まって、相手がそれを理解したことの確認や、その理解に基づく提案を受けることで進んでいきます。相手方も営業担当者の場合もあれば建築士の場合もあります。

インテリアに関することはインテリアコーディネーターと呼ばれる専門家が担当することもあります。相手を変えながら繰り返し長い時間をかけて打ち合わせをすれば、ストレスを感じることになってしまいます。考えるのを止めてプロに任せてしまえば楽になりますが、それでは注文住宅のメリットを失ってしまいます。希望を伝えて実現していくことは、妥協できない注文住宅の魅力の中心です。

ストレスを感じたとしても、集中力を切らさず打ち合わせを続けられることが、満足できる注文住宅を手に入れるためには不可欠です。そのためには、決まるまで何時間でも話し合うのではなく、一回の時間を決めておくことが有効です。集中力の継続には限界があるので、散漫にならない程度の時間を打ち合わせとして設定すると良いです。いつまで続くか分からないという状態なら相手にとっても大きな負担になります。

双方がストレスを感じながら行う打ち合わせに良い結果を期待することはできないので、一回の時間を制限することには大きな意味があります。